dominozのはじまりは、2016年7月に行われた木造ドミノ研究会にて建築家の野沢正光氏がスライドに映し出した1枚のイメージパースから始まったように思います。
来たる2020年の省エネ基準義務化。
いつ起こるか分からない大規模地震。
自宅で使うエネルギーを自宅で賄うネット・ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)。
住宅の未来は沢山の可能性に溢れていると共に、たくさんの義務が待っています。
地震に強く、省エネで、住みやすい…それは今後住宅を造る上でのセオリーとなります。
とても大事で、忘れてはいけないこと。
だけど、もっと住宅は自由でおおらかで、伸びやかであっても良いのではないかとも思います。
そんな思いから弊社が取り組むdominozは、ZEH対応という省エネ性・耐震等級3という耐震性に優れながらも建物の四隅に窓を設置し、庭や空との繋がりを大事にする大胆な造りです。
窓を小さくし、間取りの制限を付けて耐震性と省エネ性を確保する…それが、今までの住宅業界のセオリーだったのかもしれません。
dominozはもっと住みやすく、心地よい暮らしが出来る。
だけど、生活としての基盤である耐震性や省エネ性も確保する。
そんな未来の住宅のセオリーとなるべく、最初の1棟なのです。