床下空間

設計

皆さんは『床下』や『土間』と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
暗くて、じめっとしていて、寒い。
そんなイメージを抱く方も少なくはないのでしょうか?

dominozは、建物内に仕切壁がないので『床下』も区切がなく広々としています。
OMソーラーを採用するにあたって、熱の移動はとても重要です。
遮るものが少ない空間は空気の巡りもよく、OMソーラーも機能しやすくなります。
また、巡りを良くしながら『蓄熱』という観点でもdominozは力を発揮しています。

今回のdominozの特徴の一つである『土間』には、二つの意味を持たせています。
一つ目は『土間』という昔から日本に親しみのある空間に、新しいライフスタイルを持たせた、生活の提案という役割。
そして二つ目は、熱が『床下』を移動しながら『土間』に蓄熱をさせることにより、昔は寒い場所の代表であったような『土間』を快適な空間とする…そんな役割です。
太陽からの熱が期待出来ない、曇天や雪が降る季節にはペレットストーブで暖を取りながら『床下』へ暖気を送る工夫も採用しています。

上記の工夫を活かすため、熱伝導率0.019という最高レベルの断熱材を採用しました。
基礎全体と外周部の範囲へ隙間なく施工し、床下の断熱性能をUPさせ、運ばれる熱が冷めにくい環境を整えて、家の隅々、各部屋へ暖気を届けます。

常に熱が移動している床下は、湿り気も無くなり、水廻空間もカラッとしています。
床下の状態が健康だと、そこに接する土台や柱も健康です。
家を長持ちさせ、住む人にも健康な環境のため、まず床面に接する『床下』から。

是非、『床下』のイメージが変わるdominozモデルハウスをご体感ください。

※熱伝導率とは…熱の伝わりやすさを表す数値。数値が小さい程熱が伝わりにくい。
伝わりにくい=外部の影響を受けにくく、快適な空間作りに貢献してくれます。